こどもの日🎏
私にとって今年は映画の日 🎥となった。
『ドライブ・マイ・カー』を鑑賞後
20分後には『偶然と想像』鑑賞開始。
ともに、濱口竜介監督作品。
Bunkamura ル・シネマ滞在 6時間。
2作品とも ル・シネマでの上映最終日。
それに気づいてから
行けるのはその日だけだったから
選択肢はなかった。(当日は満席だった!)
とはいえ
『ドライブ・マイ・カー』だけで3時間。
その上、さらにもう一本。
若かりし頃は二本立てとか普通だったけれど
集中力と身体は保つのか!?
いざとなれば、撤退する勇気も...
と覚悟を決めて!? 臨んだが
そんな心配は、全くの杞憂に終わった。
観られてよかった......
ほとんど予備知識を入れていかず
村上春樹原作であったことも
映画が始まってから思い出したくらい。
たしかに、最初の方は
なるほど、村上春樹の世界だ〜!と思った。
(その昔、盲腸で入院中に友人が持ってきてくれた
『ノルウェーの森』と『羊をめぐる冒険』しか読んだことないのに...
知った風なことをごめんなさい🙏)
濱口監督の同時期の2作品を続けて観られて
私にとっては本当によかった。
2作品続けて観たからこそ
気づけたこと、受け取れたことがあったと思うのだ。
あくまで"今の私"のフィルターを通してのことだけれど。
濱口監督の優しさ... 慈しみ…
人に、人が生きていくことに。
自分の感情をなかったことにしない。
たとえ誰もわかってくれなくても
自分だけは自分の味方であり続ける。
不完全(と思い込んでいる)な自分も他者も
あるがままに…
こうやって言葉にしてしまうと
なんだかとてもチープなことになってしまう。
ましてや
インナーチャイルドなんていう言葉を使おうものなら...
私の語彙力、表現力の拙さで作品を矮小化させてはいけない。
これ以上、言葉にはするまい。
とにかく、本当に素晴らしい
濱口監督の2作品 贅沢な時間だった。
ル・シネマの現在公開中の映画は オードリーとサリンジャー♬