立秋。
ここしばらくの猛暑につき、緑陰読書🌿に興じています。
緑陰読書🌿✨
「青葉の茂った木陰など
暑さを避けられる場所で本を読むこと」(コトバンクより)
つい先日知って、気に入った言葉😊 使ってみたかっただけ😎
小説『占(うら)』を読みました。
気づけば、"小説" は久しぶりだったかも。
読み始めてすぐから
一体どんな人が書いているんだろう?
この人は何者なんだろう??
そんな思いを持ちながら読み進めていました。
気になりすぎて
読了を待たずに調べたら...
木内昇さん
直木賞作家 他にも多数受賞歴あり。
(そう言えばお写真には見覚えがあるような...失礼🙏)
哲学科心理学専攻。
出版社勤務から独立後
ご自身でインタビュー雑誌の主宰もされている方。
なるほど、人間への深い興味と洞察に裏打ちされているのか。
それにしてもすごい...
7つの短編集。
時代設定は大正から昭和にかけて。
それがかえって、少し離れた程よい距離感で
主人公たちの心の動きを追うことができたような。
というか、そうでないとちょっと苦しくなりそう。
それくらい、すごかった。
一話目から引き込まれてしまったけれど
『宵待祠の喰い師』が一番好きかな。
ラス前
『鷺行町の朝生屋』
いきなりちょっとホラーで緊張したけれど
最後の
『北聖町の読心術』
つまるところ、やっぱり自灯明🔥だよね!と
すっきり読み終えることができました。
木内昇さんについてもう少し深掘りしたくなり
こんな記事を見つけました。ご本人談です。