⬇︎ たられば(@tarareba722)さんのツィート
亡くなる少し前の母に、
「自宅の本棚、まだ読んでいない本はどれくらいあるんですか」
と聞いたら、
「1割くらいかな」
と言っていて、
「惜しくないの。長生きして全部読もうよ」
と言ったら、ころころ笑って
「全部が全部、読んだことのある本しかない本棚って
退屈でしょう」
と言っていたのを思い出した。
たった 140字の中に
本物の豊かさとか教養とか愛とか...
そんな言葉にすら置き換えられない
何か大きくて太い幹のような...
何か圧倒されるような...
そんな在り方を感じました。
こうやって改めて書くと
自分でも何だか大袈裟な気がするけれど
でもそれくらい衝撃があったのでした。
そして、本のことも。
最近、本をぽちぽちしまくっていたくせに
そのうちどれだけ読んだんだろう...
また、断捨離しようと思いながら
手放すか残すか決めきれずに
日々視界に入りながらも
そのまま積み上げられている本の山。
このツィートのおかげで
些細な罪悪感も昇華されました。
ちょっと違う感覚で、その山を見直せそう。
まさか、亡くなった後に
このやり取りが
見ず知らずの人を癒しているだなんて
思ってもいらっしゃらなかったでしょうね。
私たちは、些細な罪悪感を気づかないまま
いっぱい抱えながら生きているんだよなぁ...
今日のように、何かのきっかけで意識に上り
気づくことができて、手放すことができる。
大きな罪悪感はもちろんですが
少しずつでも手放し昇華していけたらいいですね。
優しくてちょっと楽しげな今日の夕景
