「 時代というのは
じつは目に見えるものではなく
新しい考え方が 古い考え方を
押しつぶしていく変遷のことなのです。
考え方に正解はなく
考え方はいつも風に舞っている。」
みうらじゅん氏『さよなら私』より
TOKYOオリンピック閉会しましたね。
とても難しい環境下での開催。
そんなことを忘れてしまうくらい
アスリートたちの躍動と、悲喜交々のドラマに
魅入ってしまう日々でした。
関係者の方々も本当に本当におつかれさまでした。
様々なこと(良くも悪くも、あるいはそれすらも超えて)が
炙り出されたという面もありましたし
観た方(観なかった方も)それぞれ感じることが
あったかと思います。
私にとって一番印象的だったこと。
それは、何と言っても若い世代の選手たちの
のびのびとした活躍でした。
あっけにとられるというか
なんといったらいいんだろうか...
はぁ〜...と首を振るような
感嘆!そう、感嘆!
素晴らしさに感心して褒め称えること。まさに。
そうだ、男子体操の競技からだ。
内村航平選手の演技の衝撃。その直後からの快進撃。
他の競技でも同様で...
それがもう本当に頼もしくて誇らしくて。
( あぁ、ダイジョウブなんだ... ) ナニが!? :p
と心の底から思えたのでした。
その思いをさらに強くしてくれたのは
為末大さんのツィートで知ったスケボー選手たちの記事。
国境も敵味方もなく、お互いを励まし合い、称え合う。
オリンピックの競技中であっても、そんな枠にははまらない。
もう異次元です。 まさに "風の時代"の在り方を象徴 !?
さらには
昨夜の侍ジャパン金メダル獲得後のインタビューで
坂本選手(チーム最年長...と言っても32歳)が
自分たち世代が緊張しているのに
初出場の若手選手たちが緊張している様子もなく
活躍していて心強かった、と。
先発の森下選手、中継ぎの伊藤選手、抑えの栗林選手
信頼の超ど安定好投 ⚾️✨
伊藤選手に至っては、準決勝の後のインタビューで
「(決勝戦でも)投げたくて仕方がない!」ですって!
ダメだ、ひとりまた盛り上がってきてしまった笑
感嘆とともにTOKYOオリンピックを観戦しながら
そう、冒頭の一節を思い出したのです。
「時代というのは、じつは目に見えるものではなく
新しい考え方が古い考え方を押しつぶしていく
変遷のことなのです。
考え方に正解はなく、考え方はいつも風に舞っている。」
読んだ時は、頭でわかるような感じだったけれど
その渦中にいるような感覚🌀になりました。
海面は大荒だけれど、深いところでは
有無を言わさぬ勢いで海流は突き進んでいる...
そんな妄想が浮かぶのでした。
信頼して流れに身を任せよう。上手に流されていけたらいいな🐟
次回はパリ🇫🇷✨
3年後はどんな私で観戦しているんだろうか。