Healing MANI

Healing MANI 

リーディングセッション・ひぷのセラピー

リブログ:臨死体験 - 立花隆 思索ドキュメント -

⬇︎前記事(長文失礼しました😅) それにしても、NHK BSP 攻めてますよね 笑

www.healingmani.com

 

番組の中で 語られていたこと・・・

「もしかしたら死という究極の恐怖から逃れる仕組みを

 脳が持っているのかもしれない」

 

これを見て、旧ブログで書いた記事を思い出したのでした。

 

で (勝手に:p)お約束したリブログです😊

⬇︎⬇︎⬇︎ もう5年以上前か...

 

--- 2015.1.21 記 ------------------------

 

「過去世...?」の記事を書きながら、ふとシェアしたくなった

NHKドキュメンタリー。

前回のお題とは少しずれるかもしれませんが、

とても興味深く、以前 Facebook にUPしたものがあるので

一部抜粋して。。。

↓↓↓

「臨死体験 −立花隆 思索ドキュメント−
 死ぬとき心はどうなるのか」

父の書棚に「臨死体験 立花隆」が並んでいたことを思い出した。

20年前の出版らしい。

当時は全く興味のない分野だったから話題にすることもなかったが

なぜかその背表紙は鮮明に記憶に残っていた。

74歳になる立花隆氏。7年前のがんが再発しているという。

そんな彼が、人類の永遠の問いとも言えるテーマに、改めて

世界の最先端で研究を続ける科学者たちを訪ねていく

ドキュメンタリー。

臨死体験、いわゆる神秘体験について

最先端の科学者たちが様々な研究を行っているらしい。

科学者たちには、自身の仮説、研究をベースとした

様々な考え方、信念がある。

当然と言えば当然。

そんな中、ひとりの科学者の言葉が私にはとてもわかりやすかった。

神秘体験の脳内メカニズムを研究してきた脳神経外科の教授。

彼によると...

神秘的な感覚は辺縁系で起こる現象。

興味深いのは、辺縁系が、は虫類にもある脳の最も古く、

睡眠や夢を中心的に司る部分であること。

つまり、神秘体験をする能力は、人間にもともと備わっていたもの。

人が死ぬとき、辺縁系は、眠りと覚醒、両方のスイッチを入れ

極めて浅い眠り、白昼夢のような状態になる。

そして、神経物質を大量に放射し、人を幸福な気持ちで満たす。

こうして、人は死の間際、幸福感に満たされ

それを現実だと信じるような強烈な体験をする。

...ということらしい。

それに対して立花氏が

なぜ神秘体験をする能力が人間の心に備わっているのか

と問いかけたら、教授はこう答えた。

 

「グッドクエスチョン! 私も知りたいです。」


「科学は、仕組みの解明を追求するものであり、

 なぜそのような仕組みが存在するのかと問われても答えられない。

 なぜか?という問いへの答えは

 それぞれの人の信念に委ねるしかない。」

 

最後に彼はこうも言っていた。

 

「信念はどうであれ、人間は、

 ”脳は必ず神秘的な体験に参加するようにできている”のですから。

 しかし、それぞれの人が体験した神秘をどう受け止めるのか

 必ずしも科学で証明する必要はないのです。

 その人の信念の問題なのです。」


脳は必ず神秘的な体験に参加するようにできている...!!?


なんとなく、なんの根拠もなく

そうなんじゃないかな、きっとそうなんだろうなぁ...
と思っていたことが、この言葉によって

なんとも言えない安堵感に変わった...気がする。

 

最後に立花隆氏本人も、

 

「死ぬことがそれほど怖いことじゃないことがわかった。

 以前、20年前に臨死体験の番組を作った時よりも

 強くそう思うようになった」と。

 

心はなくなる・・・ちなみに、どちらかと言うと彼は

そういう信念の持ち主のようだ。

 

「ギリシャのある哲学者の言葉

 ”人生の目的というのは結局

 アタラクシア 心の平安ということ”

 

 人間の心の平安を乱す最大のものというのは

 自分の死について想念 頭を巡らせること

 

 今は、心の平安をもって自分の死を考えられる

 そういう気持ちになれた

 

 いい夢を見たい 見ようという気持ちで

 人間は死んでいくことができるのではないか

 そういう気持ちになった」

 

ドキュメンタリーは、立花隆氏の言葉で締めくくられた。

 

父や母も、幸福感に満たされて旅立ったのかなぁ...

そう安易に言葉にしていいのかわからないけれど、

昨今の悲しい事件や災害で亡くなった方たちも皆

同様の臨死体験を経ているとしたら...

そうかもしれないと思うことができたとしたら...

 

inner peace・・・

ふとカンフーパンダ2をまた観たくなってしまった。