家人が家で食事をすることはあまり多くはないのですが
その時はいつも
録画の中から彼が選ぶ番組を甘んじて一緒に見ます。
あ、言葉に棘がありましたか？ おかしいなぁ。笑
冗談はさておき
家人も心得たもので
私がビミョーな顔をするような番組は選ばず
許容範囲内を探りつつ選んでいるようです。
そんな家人が昨日かな、選んだのは
『ドキュメント72時間 歴代ベスト10スペシャル』
ドキュメント72時間とは・・・
ファミレス、空港、居酒屋…。毎回、ひとつの現場にカメラを据え、
そこで起きる様々な人間模様を７２時間にわたって定点観測するドキュメンタリー番組。
偶然出会った人たちの話に耳を傾け、“今”という時代を切り取ります。
（NHK HPより転載）
「なぜこれ？」
私にとっては
気づくとついつい見続けてしまう
つまりは好きな部類の番組。
が、家人が好んでみる番組ではないです。断言。
家人自身も首を傾げて...
それでも見始めたら
最初に紹介されたのが 10位 "恐山" での定点観測。
恐山か。。。
イタコさんで有名くらいしか知らず 恥
この人生で訪れたいと思ったことはなかった場所。
映像として観たのも、初めてだったような気がします。
GWの撮影。天気も良く、想像より明るく拓けた場所。
それでも...
温泉目当ての人もいたりしましたが
（良質の温泉。元来は"清めの湯" だったとか）
人々は それぞれに深い思いを胸に恐山を訪れているようでした。
また、観光のつもりが、深いところで何かを感じて涙する方も。
恐山に行けば、亡くなった方と繋がれるのかどうか
私にはわかりません。
それでも、恐山を訪れていた方々...
現世に残された、今しばらく生き続けていく人々にとって
必要な場所の一つであることは間違いありませんでした。
生きていくための拠り所...
それを
恐山という場が担っていたり
人によっては
別の場であったり
思い出の場所や品であったり
お墓参りやお仏壇であったり
あるいは
自然の中に入ることであったり
ただ静かで在ることであったり...
実は私には、もう一人、兄か姉がいたはずでした。
母は第一子を流産してしまったそうで...
もしかしたら、私自身、この世に生まれていなかったかも。
ふとそんなことを思い出しました。
忘れていてごめんね。兄さまか姉さま。
今一度、心に留めて、生きていきますね。
家人が出かける時間になったので
観たのは 10位の恐山だけ。
きっと続きは見ないのだろうなぁ。
梅干し煎茶🍵
梅干しは苦手だったはずなのに
父が日々飲んでいたことを思い出して
真似し始めた今日この頃。
お盆の時期。
やはり あちらとこちらの境目が
薄くなっていたりするのかもしれませんね。
どちらが夢でどちらが現かわかりませんが
こちらの世界で与えられている時間を
地に足をつけて、しっかりと生きていこう👣✨
と思った次第です。
